日本人と中国語

中国人のコミュニケーション

2018年3月15日 CATEGORY - 日本人と中国語

皆さん、こんにちは。

皆さんは、中国人の方とのお付き合いで、戸惑ったり、驚いたりしたことはありませんか?

私は、初めて会ったにも関わらず、プライベートのことを次から次へと質問されたときには、少し躊躇してしまいました。

以前、中国語関連書籍のご紹介というブログでご紹介した「相席で黙っていられるか」という本では、

日中の間のことばの違いについて、色々な例を用いながら詳しく述べられていました。

その中でも特に印象に残った日本人と中国人の違いについて述べられていた部分を借りて説明すると、

「日本人と中国人のコミュニケーションの取り方の大きな違いは、「相手と対等な関係を保つ」という点では共通しているが、日本人が天秤的であるのに対し、中国人はシーソー的であるということである。

天秤における対等の関係とは、自分と相手とは領域を接しているという感覚が基本であり、ことばや行為のやりとりがなくても、互いに「関係あり」となる。すでに成立している互いの関係を保つことが、日本人のコミュニケーションの目標であり、ことばや行為もその目標のもとでなされる。

一方、シーソーにおける対等の関係とは、上下運動が一定のペースで持続されることである。中国人は「しゃべるのが礼儀」を基本とする。ことばややりとりがあって初めて自分と相手は「関係あり」となる。いかにして自分と相手とのやりとりを持続し、「関係あり」の状態を保つかが、中国人のコミュニケーションの目標となる。」

例えば、日本人は新幹線の中でたまたま相席になった相手と話すことはほとんどありません。

たいていお互いが相手の邪魔をしないよう、静かにしているか、本を読んだり、外の景色をじっと眺めているかと思います。

一方、中国人の場合は、相席になった相手とは「どこまでだい?」「お、私もだ。」など、会話が繰り広げられることが多いように思います。それは、同じ空間を共有している相手への「礼儀」であり、マナーであるようです。

 

このように考えると、中国人とのやり取りでは、なかなか踏み込んだ質問をされることも多いのですが(年齢、結婚、収入など)、そもそもの目的は、相手とのコミュニケーションであって、これを聞いてどうこう言うつもりはないのかもしれません。(中には本気で関心がある方もいると思いますが。)

私たち日本人は、中国人からの質問に一々考え込んだり、躊躇したりしてしまいがちですが、

もう少し軽い気持ちで捉え、キャッチボールのペースを乱さないことも中国人とのお付き合いには必要なことなのかな、と思います。