日本人と中国語

前回の物語は・・・・

2019年5月11日 CATEGORY - 日本人と中国語

皆さん、こんにちは。

皆さん、前回の中国語の物語、どんなお話しかわかりましたか?

正解は・・・・

「雪の女王」でした。

それでは早速、日本語訳をどうぞ。

『 北極の白雪女王は魔法の鏡を持っていました。美しいものは、この鏡の中ではすべて醜いものへと変わってしまうのです。

  ある日、彼女はその鏡を割ってしまいました。粉々に落ちた破片が人の目の中に入ると、心の中まで入っていき、その人の心は氷となり、冷酷な人間へと変えてしまうのです。ゲルダという女の子とカイという男の子は一緒に暮らしていました。この日、一つの破片がカイの目の中に入り、心の中まで入ってしまったのです。カイはすぐに変わってしまいました。見るものすべてが醜く変わり、バラが醜いと払いのけ、ゲルダを構わずに置き去りにし、一人で走って出ていってしました。カイは雪ぞりによって城から出されました。雪ぞりの正体は白雪女王でした。彼女は得意そうに笑いながら、寒い風と雪の結晶をきりながら、カイを遠い北極、ラップランドへと連れて行きました。

  カイがいなくなり、ゲルダはとても悲しみ、カイを探しに行く決意をしました。彼女は小船に乗り、流れに沿って下っていきました。両側の岸辺にはきれいな花が咲いていて、至る所が果樹園でした。サクランボ園の傍で彼女は一人のおばあさんに会いました。ゲルダはすぐにカイのことを聞きました。おばあさんはゲルダを引き留め、サクランボを食べさせてあげ、髪の毛を梳かしてあげました。このとき、ゲルダは少しずつカイのことを忘れていきました。

  あっという間にときは過ぎました。この日彼女は花園で一株のバラを見つけました。その瞬間すぐにカイを思い出し、バラにカイはどこにいるのか尋ねました。バラは「カイは死んでない。早く探しに行きなさい!」と言いました。ゲルダはおばあさんが気づかないうちに花園を逃げ出しました。夏はすでに過ぎていました。ここに長くいすぎました。早く行かないといけません。

  ゲルダは一生懸命道を急ぎました。途中、ある女の強盗に捕まってしまいました。女の強盗は彼女を殺そうとしましたが、強盗の娘がゲルダを助けました。ゲルダは強盗の娘にカイを探していることを告げました。夜おそく、強盗の娘が飼っている斑鳩がこっそりと彼女に「カイは白雪女王にラップランドへ連れていかれた。」と告げました。強盗の娘はトナカイに「お前はラップランドがどこだかわかるか?」と聞きました。トナカイは「もちろん知っているさ。ぼくはそこで育ったからね。」と言いました。強盗の娘はこっそりとゲルダを門まで連れていくと、彼女をトナカイに乗せ、カイのもとへと行かせました。

  トナカイはゲルダを乗せ、どんどん走りました。この日ようやくラップランドに着くと、彼らはある小屋の前で情報を聞きました。小屋に住んでいるのは一人のおばあさんで、ゲルダに「あなたが探しているカイは白雪女王の宮殿にいるわ」と伝えました。「あなたは彼の心の中の魔法の鏡の破片を取り出さなくてはいけないわ。そうすれば彼は元のカイに戻るでしょう。この力はあなたの心の中にあるのよ。」とおばあさんは告げました。

  トナカイはゲルダを乗せ、白雪女王の宮殿へと走っていきました。途中寒い風が骨に刺さり、寒さはどんどん増していきます。走って、走って、どれぐらいの道を走ったでしょうか、ゲルダはついに白雪女王の宮殿を見つけました。

  白雪女王の宮殿は雪を積み建てたものでした。白雪女王は不在で、カイは一人で大きくて空っぽの氷の宮殿の中で待っていました。カイは寒さで全身が青くなりながら、そこにぼーっと座っていたのです。ゲルダは駆け寄っていき、カイを抱きしめると、「カイ!やっと見つけたわ!」と叫びました。しかし、カイはとても冷淡で、まったく彼女を構いません。ゲルダはとても悲しくなり、大声で泣き出しました。溢れ出す熱い涙はカイの胸に流れ、彼の心の中に入っていきました。熱い涙はカイの心の中の魔法の鏡の破片を融かし、目の中から飛び出しました。彼は嬉しそうに「ゲルダ、君か。ぼくたちはどこにいるんだ?」と叫びました。

  彼らは手をつなぎ、この巨大な氷の宮殿をとび出しました。そしてトナカイに乗り、彼らの家へと走っていったのでした。』

 

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