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日本人と中国語

中国語話者への道 その2

2014年1月22日 CATEGORY - 日本人と中国語

中国語初心者のための中国留学ガイド、伊藤のブログです。

皆さん、こんにちは。

今回は前回の「中国語初心者が陥りやすい今までの学習の落とし穴」にひきつづき、「通じる中国語」を話せるようになるためにはどうしたらいいのか、ということをまとめます。

1.とにかくピンインが問題なく読めるようになることが最優先。

ピンインを読む経験をたくさんすることにより、会話でも音や声調を意識できるようになり、より通じる中国語を話せるようになる。また、わからない単語を辞書で引くときにもピンインが必要である。

2.続いて、音を聞いて、ピンインに起こすという作業。

例えば、会話の中でわからない単語が出てきたとき、その音をピンインに起こすことができれば、自分で辞書を引いて即調べることができる。

3.注意すべきは声調。

発音ばかりに気をとられて声調があやふやだと、これまた通じにくい。声調をしっかりコントロールできるようになるまで、トレーニングが必要。

4.文法・語彙の用法を覚えたら、必ず自分でフレーズを作成する。

文法や語彙をひたすら覚えても、それらを使いこなすことができなければ意味がない。それらの用法を使って、最低でも一文は自分で作成してみることが重要。

5.語彙は必ずピンイン・声調セットで覚える。

漢字を用いる日本人にとって、語彙は覚えやすいものもかなり多いが、「音」としてそれを記憶していないとなかなか使えない。ピンイン・声調を必ずセットで覚えることが必要。

ここまでのことが問題なくできるようになったら、あとは聞く・話す・語彙を増やすことを繰り返しおこないます。

アナウンサーのような中国語も、方言まじりの中国語も、すべて中国語です。

現地に行って、耳にする中国語が必ずしも標準語とは限りません。テレビから聞こえるアナウンサーの標準中国語もあれば、街で耳にする方言まじりの中国語もあるでしょう。

最初は、耳慣れない中国語に戸惑ってしまうこともあるかもしれません。でも、それらはすべて活きた中国語です。楽しみながら耳を傾けてみてください。

基本的には、標準語を話せば多くの中国人が理解してくれます。標準語を話す日本人だと知ってもらった上で交流していけば、なんら問題はないでしょう。

現地での生活が長い方は、もしかしたら方言も習得して話せるようになるかもしれませんね。いずれにせよ、どのような中国語を目標にして話したいのか、あとは自分次第です。

 千里之行,始于足下(千里の道も一歩から)

それでは、また来週!