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皆さん、こんにちは。
私は中国に留学していた頃、長期休みになると、よく中国国内を旅行していました。
今回は、その中の一つ、福建省アモイ市へ行ったときの思い出と、福建省出身の中国人の方々について書いていこうと思います。
そもそも、私が福建省に行くことになったきっかけは、日本で長年生活をしていた知り合いの中国人の方が、故郷であるアモイ市に戻ってきていたため、北京にいた私を招待してくれたことでした。
私にはほかにも福建省出身の中国人の知り合いがいて、その方はアモイ大学というところで学ばれていたとの事だったので、アモイ(厦门)という場所には一度足を運んでみたいと思っていました。
福建省は中国の南東に位置します。
アモイに着いて、街を車で走っていると、街のきれいさ、また南国のリゾートような雰囲気にとても感動しました。
まず知り合いに案内されて向かった先はアモイ大学でした。
アモイ大学は中国で一番に美しい大学と言われているだけあって、一瞬大学であることを忘れてしまうほどでした。
その方は当時、アモイ大学で教鞭をとっていたので、自分の教え子数名を紹介してくれ、一緒に食事をしたり、観光したりしました。
教え子の中国人学生さんたちは、皆日本語を勉強していることもあって、とても友好的で親切で、楽しい時間を過ごしました。
学生さんたちは皆福建省出身の方ばかりだったのですが、話をする中で、とても面白いことを聞きました。
福建省の方言である閩語には、日本語の発音に非常によく似た単語が存在する、ということです。
例えば、美人(びじん)、電話(でんわ)、日本(にっぽん)などです。
実際に彼らが閩語で発音してくれたのですが、日本語の発音と本当によく似ていて驚きました。
鼓浪嶼(コロンス島)という場所へも連れて行ってもらいました。
南京条約で開港した港の一つだったそうですが、西洋人も多く生活していたため、雰囲気はヨーロッパのようでもありました。
アモイの料理は海に近いこともあり、海鮮料理が多かったです。
中でも、卤面(あんかけ麺)がとても美味しかったです。
数日過ごした中で、福建省の人たちはとても寛大で、友好的に感じました。
また、非常に冒険心が強く、日本をはじめ、海外に出て勉強する人が多いことも知りました。
福建の方は思った通り、お茶が好きで、朝・昼・晩、暇さえあればお茶を飲みながら談笑しています。
私は現地の烏龍茶をいただき、その美味しさにとても感激して、中国茶が大好きになりました。
また、文学に触れる機会がとても多く、お茶を飲みながら本を片手にその内容について語らう、ということが自然体で行われていましたので、私にとって、とても良い経験となりました。
北京とは少し違った解放感、ゆっくりした時間の流れを感じ、十分に文化を味わうことができました。
皆さんもぜひ一度、福建省に足を運んでみてください。