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皆さん、こんにちは。
今回は中国語の「方言」について、皆さんとシェアしたいと思います。
まず、皆さんの中の多くが学習している「標準語」について調べると、次のように記載されています。
国民の意思疎通を容易にするため、中国では、中央政府の標準語政策により、北方語の発音・語彙と近代口語小説の文法を基に作られた「普通話」 (pǔtōnghuà) が教育や放送で取り入れられ、標準語・共通語とされている。一般的に、全人口の7割程度が普通話を理解するといわれ、方言話者の若い世代は普通話とのバイリンガルとなっていることが多い。
そうなんですよね。多くの中国人は、この標準語と自身の方言とを使い分けているので、まさに国内バイリンガルとなっています(笑)。
多くの方が北京語をこの標準語だと思っているようですが、実は北京語自体も北方語という方言にあたります。
それでは、中国語の方言について、詳しく見ていきましょう。
中国語の方言は「七大方言」と言われ、主に七つに分類されています。
1. 粤语(広東語)
2.北方語(官話方言)
(1)華北東北方言
北京、天津、黒竜江省、吉林省、遼寧省、河北省、河南省、山東省、内モンゴルの一部で使用。
(2)西北方言
陕西省、甘肃省、山西省、青海省、宁夏省、内モンゴルの一部で使用。
(3)西南方言
四川省、云南省、贵州省、湖北省で使用。
(4) 江淮方言
安徽省、江蘇省(長江以北の地域)で使用。
3.呉語(上海語)
4.贛語(南昌語)
5.湘語(長沙語)
6.閩語
福建省広域、マレーシア、シンガポールの華僑・華人などが多く使用。
7.客家語
広東省東部、福建省西部、江西省南部の山間部、四川省、湖南省、江西チワン族自治区、海南省、浙江省南部などの各省区、海外の華僑、華人などが多く使用。
これらの方言は、違う方言話者との間では、全く通じないレベル、全く違う言語に等しい、と言えます。
私も、北京留学時代~現在に至るまで中国各地旅をしましたが、自分の中国語レベルを疑うぐらい全く聞き取れない!ということがしばしばあります。
多くの場合は「標準語」を話すことで、相手にも標準語を話してもらうことで乗り切れますが、中国語とは、奥の深いものですね・・・。