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中国人講師のひとりごと

知らなかった記憶術

2021年6月19日 CATEGORY - 中国人講師のひとりごと

皆さん、こんにちは。

今回は中国語とはちょっと関係ありませんが、「記憶術」というものについて、皆さんとシェアしたいと思います。

私は今まで、「記憶する」ということに対して、人と比べて特にできる方でもできない方でもありませんでした。

所謂普通に、覚えられることは覚えているし、忘れることは忘れる、ということが日々の暮らしの中で繰り返されてきました。

ただ、妙に人の誕生日を覚えていたりとか、スケジュールだとか、日にちに関することの記憶はいい方なのです。

だから何、ということではないのですが、実はあるとき、たまたま「記憶術」というものに触れる機会がありました。

その中で、「場所法」という記憶の方法があることを知りました。

私がたまたま目にした方の説明では、皆さんは小学生のころの通学路を覚えているでしょうか?

はい、確かに覚えていますよね。実は「場所」と「記憶」というのは密接に関係しあっています、ということでした。

実はこの「場所法」を使った記憶術というのは、古代ギリシャで生まれたそうで、

<ある詩人がある日、宮殿で開かれるパーティーに参加した。

そのパーティー会場には何百人という人がいた。

ところが、この詩人は自分の友人がまだ来ていないことに気づき、宮殿の外に出て待とうと思い、足を外に踏み出した途端、その宮殿は崩れ落ちた。

宮殿の中にいた人たちは皆、一人残らず下敷きになり亡くなった。

生き残ったのはただ一人、この詩人だけ。

後日、遺族たちのために、この宮殿の中での様子に関する聞き込み調査があった。

その中で、唯一の生還者であった詩人は、宮殿の中で、どこに誰がいて、何をしていた、という詳しい情報をほぼ全員分言い当てたのだそうだ。>

ということで、この瞬間、「場所法」というものが生まれました。ということなのだそうです。

実際にトライアルでこの「場所法」を使い、デール・カーネギーの「人を動かす」に出てくる「人に好かれる6原則」を、私も覚えることができました。

この記憶術を使えば、確かに色々な場面で役に立つのでは・・・と思っていますが、

実際のところはまだ私自身はうまく使いこなせていません。

初めて聞いた記憶術でしたので、今回シェアさせていただきました。

興味のある方は是非、ネットなどで調べてみてください。