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皆さん、こんにちは。
今回は、生徒さんからも質問の多い「おすすめの中国映画」を何本かご紹介します。
映画は、その国の文化背景や人の様子などを垣間見ることができるので、私も中国に行く前には数本中国映画を観て、イメージを膨らませていました。
まず、ご紹介するのは「非诚勿扰」(中国語タイトル)、「狙った恋の落とし方」(日本語訳)という映画です。
<あらすじ>
米国に留学経験のある秦奮(チン・フェン)は、投資で大当たり。一晩で億万長者へとなった秦奮は、結婚相手を募集するため、自分のブログで募集広告を出したり、杭州、海南への旅に出たりする。
秦奮はその過程で、笑笑(シャオシャオ)という客室乗務員と知り合う。笑笑にはすでに不倫関係の恋人がいたのだが、想いを吹っ切るために、秦奮と日本の北海道旅行へ出かける事に。旅行中、道東の美しい大自然の中で、秦奮の誠実さに惹かれていく笑笑だったが、間もなく自殺未遂を犯す。
映画の後半で東北海道が舞台として使われたため、映画の大ヒットに伴い、北海道ブームも巻き起こったそうです。
続いて、「天下无贼」(中国語タイトル)、「イノセントワールド」(日本語訳)という映画です。
チベットを出発した列車の車内で展開される、泥棒たちの攻防を描く。
私個人的には、キャストも素晴らしいのですが、純粋な農村育ちの青年(泥棒たちのターゲット)と泥棒(主人公)とのやり取りが非常に面白かったです。
最後にもう一本、「活着」(中国語タイトル)、「活きる」(日本語訳)をご紹介します。
<概要>
本作品は張芸謀監督および中国映画が世界的な評価を得た嚆矢となった。1994年のBAFTA賞非英語部門最優秀映画賞を得ている。ただし政治的理由により、本国では放映が禁止されていた。
1940年代(国共内戦及び三反五反運動)、1950年代(大躍進)、1960年代(文化大革命)の大きく三つの時代をそれぞれの政治的な出来事を背景に丁寧に描いている。その半面、小説の内容がかなり変更され、登場人物が多数生き残ることとなる。一つの家族が中国の庶民として翻弄されながら生き抜いていく姿を写すことにより、世相を追体験でき、単純な共産主義批判の映画となることを免れている。
この映画はかなりボリュームがあり、内容的にも「重いな~」という感じはあるのですが、
三つの時代を生き抜く家族の様子が前向きで懸命なところが魅力的です。
以上、私のおすすめする中国映画でした。
追伸:以前、生徒さんから薦めていただいた中国映画もこちらでご紹介させていただきます。
私もまだ観たことがないので、ぜひ観てみようと思います。