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中国語ピンポイント講座

要求を相手に伝える表現

2015年2月4日 CATEGORY - 中国語ピンポイント講座

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皆さん、こんにちは。

今回は、以前中国語超特急にお越しいただいた生徒さんのエピソードを元に、中国人に自分の要求や想いを伝えるための中国語表現について書きたいと思います。

 

この生徒さんは仕事で度々中国へ出張に行っていました。

実は、この生徒さんは中国語超特急2週間コースの間にも中国へ出張へ行かなければならなく、ちょうど1週目の講座が終わったときに中国へと飛んだのです。

このときはまだ真夏、中国へ着くなりタクシーに乗り、滞在するホテルへと向かっていたときのことです。

タクシーの運転手は窓を開けてはいたものの、その猛烈な暑さに生徒さんは耐えられなくなり、こう言ったのです。

『很热,很热!』

しかし、その運転手はその言葉を聞いても、「エアコンをつける」ということはしてくれなかったそうです。

 

2週目の授業が始まると、まず先にその話をしてくださり、

「なかなかエアコンをつけてくれないから、暑くて暑くて。。ぼくの発音が悪かったのかな?」

とおっしゃいました。

そして、「很热,很热。。」と繰り返し発音してくださったのですが、その発音を聞いても、間違えているわけでもなく、どう聞いても「暑い」に聞こえる発音でした。

 

皆さんの中にも似たような経験をお持ちの方、いらっしゃいますか?

その生徒さんがあまりにもお茶目に(笑)その話をしてくださったので、思わず私も笑ってしまいましたが、

本来は笑い事ではないですね。

 

では、タクシーの運転手はどうしてエアコンをつけてくれなかったのでしょうか?

ただ単に不親切?だったのかもしれませんが、こちらの要求が上手く相手に伝わっていなかったことが大きな原因だと考えられます。

こう言うと差別しているように聞こえてしまうかもしれませんが、日本ではお客さんが「暑い、暑い」と言っていたら、

「エアコン入れましょうか?」と尋ねるのが普通かもしれませんが、

中国では、「しっかりと自分の要求を伝えないと伝わらない」ところがあります。

 

おそらく、この生徒さんも運転手に対して「エアコンをつけてください。」と言いたかったのですが、「エアコンをつける」という中国語がわからなかったために、自分の知っている「很热」という表現でなんとか伝えようと思ったのでしょう。

まさにサバイバル中国語!想いが伝わらなかったのは、大変残念ですね。。

 

言い訳をすると、この生徒さんが受講した第1週目では、発音と、簡単な表現は学習するのですが、

「エアコンをつける」は第2週目で学習する表現ですので、この生徒さんがどう言ったらよいかわからなかったのは当然です。

このような咄嗟の情況で、自分が知っている表現を相手に伝えられただけでも、実はすごいことではないでしょうか?

 

話は戻り、「自分の要求を相手に伝える」ためによく使う中国語表現は、

 

「请~」

 

「可以~吗?」

です。

「请~」は「~してください」、「可以~吗?」は「~してくれますか?」もしくは「~してもいいですか?」となります。

例えば、上の例ですと、

「请开空调。」(エアコンを入れてください。)

「你可以开(一下)空调吗?」(エアコンを入れてもらってもいいですか?)

と言えば、運転手はエアコンをつけてくれたでしょう。

 

実は「请~」も「可以~吗?」も第1週目で学習する表現です。

「~」に入る表現は第2週目で多く学びますので、第1週目の段階では、だいぶ限られたものになってしまいますが・・・

 

「请给我~。」(~をください。)

「我可以用(一下)吗?」(使ってもいいですか?)

のような表現は第1週目でも十分に使うことができます。

 

この他にも「自分の要求を伝える」表現があります。

 

「想」

 

「要」

です。

「想」は「~をしたい」、「要」は「~がほしい」と言うときに使います。

例えば、

「我想去~。」(~に行きたい。)

「我要这个。」(これがほしい。)

となります。(こちらも第1週目で学習する表現です。)

 

こちらも、いざというときのために「~」に入る表現をたくさん習得しておきたいですね。

 

以上、「自分の要求を相手に伝える」ための表現でした。

やはり、すぐに中国に行かれる予定のある方は2週間コースを受講して、準備万端の状態で行かれることをおすすめします!!(笑)