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中国語ピンポイント講座

2声と3声を制するものは中国語を制す!

2015年6月2日 CATEGORY - 中国語ピンポイント講座

皆さん、こんにちは。

今回のブログでは多くの中国語初心者が難しいと感じる2声と3声の違いと性質について書きたいと思います。

例えば、次のようなフレーズを読むとき、

你(nǐ)来(lái)日(rì)本(běn)几(jǐ)年(nián)了(le)?

半3声+2声+4声+2声+半3声+2声+軽声

我(wǒ)有(yǒu)很(hěn)多(duō)卡(kǎ)。

2声+2声+半3声+1声+3声

となります。

※赤くなっている声調が元々の声調から変化しています。

これは“3声の変調”によるものです。

3声の変調とは、

3声+3声の組み合せのとき2声+3声となり、

3声+1、2、4、軽声の組み合せのとき半3声+1、2、4、軽声となる性質のことです。

半3声というのは実際の3声の一番低く抑えたときの音のみとなります。

 

中国語超特急の2週間コースを受講される皆さんも、1週目でこの3声の練習は一通りするのですが、フレーズの中で、「あるときには2声、あるときには半3声」ということを意識しながら読むことはとても大変なようです。ある程度、中国語のリズムに慣れてくれば、この3声の変調も、「変調しなければ気持ち悪い」と感じられるようにまでなるのですが、それまでは地道に規則を意識して発音を繰り返すほかありません。

 

また、「2声と3声の違いがわからない」という方が結構いらっしゃるのですが、こういう方が3声の変調の練習をすると、その違いがはっきりわかるというパターンもあります。

 

2声ははっきりとした上がり調子、好(hǎo)のときのような3声が単独で存在するときや語尾に存在するとき以外は2声に変調するか、半3声という完全に低くおさえただけの音になりますので、その違いをしっかりと把握することが大切です。

 

この2声と3声がフレーズの中でしっかりとコントロールできるようになると、非常に上手な中国語に聞こえます。

 

皆さんも是非、2声と3声の壁を乗り越え、中国語を制してください!!

 

 

 

 

 

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