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中国人講師のひとりごと

山下清展

2020年9月12日 CATEGORY - 中国人講師のひとりごと

皆さん、こんにちは。

私の実家は、長野県の茅野市という場所にあるのですが、お盆に帰省する機会がありましたので、

地元にありながら一度も足を運んだことがなかった「山下清展(放浪美術館)」という場所へ行ってみました。

山下清さんとは「裸の大将」で知られる日本の名画家です。

その技法は貼り絵、油絵、サインペンと様々ですが、やはり作品の中でも最も目をひいたのが貼り絵でした。その見事なまでの繊細さと構図のすばらしさに目を奪われました。

山下清さんは、12歳のころ八幡学園(精神薄弱児対象の特別支援学校)に入園し、貼り絵を覚えます。在園中の18歳ごろから学園を抜け出し、放浪を続けます。放浪中は、民家にお世話になり、行く先々で働きながら、各地を転々とし、最後には学園に戻り、放浪中に出会った景色などを数々の貼り絵にしていったそうです。

私の地元にも、山下清さんをお世話したという民家が沢山あるそうで、彼の作品の中には、地元諏訪湖の花火大会の様子などが描かれていました。(彼が亡くなる前の3年間はこの花火を必ず見物したそうです。)

今年はコロナ禍で、この諏訪湖の花火大会も中止となってしまいましたが、清さんの作品を見て、あ~、やっぱり美しいものは人の心を動かすなぁ・・・としみじみ思いました。

すっかり山下清さんに魅了された今年の夏でした。

 

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